ボクシング 米国での日本人の王座奪取は36年ぶり 新王者、尾川堅一誕生!!

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IBF世界スーパーフェザー級王座戦、新王者は世界初挑戦の同級4位・尾川堅一

日本S・フェザー級王座を5度防衛した前日本S・フェザー級王者、尾川堅一(帝拳)が9日(日本時間10日)、アメリカのネバダ州ラスベガス、マンダレイベイ・イベンツセンターでテビン・ファーマー(アメリカ)を相手にIBF世界同級王座決定戦に臨みました。
2―1(112-116、116-112、115-113)で判定勝ちし、新王者となりました。





23戦22勝(17KO)1敗の尾川、ファーマーは30戦25勝(5KO)4敗1分、KO率(尾川が約73パーセント、ファーマーが約17パーセント)


尾川堅一とは?



尾川選手は2歳のときに日本拳法を始め、中学では日本一になり
明治大学ではキャプテンを務めました。
「力を試したい」という理由で22歳でプロボクサーとしてデビュー。
いきなり4連続KO勝ちを収め、11年の全日本新人王に輝くなど順調な歩みをみせたが
9戦目に不覚の5回TKO負けをし、アゴの骨を折られてしまいました。
その為、10ヵ月のブランクをつくることになりました。

2014年には再び日本ランキング入りをし、2015年9月には無敗の世界ランカーに10回TKO勝ちを収め、世界ランキング入りを果たしました。
その後も日本王座を獲得し、5度防衛。
10月には6度目の防衛戦も決まっていました。
しかし、IBF王者だったジャーボンテイ・デービス選手(アメリカ))が防衛戦を前に
体重オーバーのため計量で失格。試合には勝ったものの王座は空位になりました。
こうした経緯があって4位の尾川に王座決定戦のチャンスが巡ってきました。

この試合に勝利したことにより尾川選手はIBF世界スーパーフェザー級の新王者となり
同ジムの、10月にWBA世界ミドル級王座を獲得した村田諒太選手に続き
帝拳ジム13人目の世界王者が誕生しました。

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