西武ライオンズに復帰が決定的になった松井稼頭央選手についてまとめてみた、西武時代
西武ライオンズに復帰が決定的になった松井稼頭央選手についてまとめてみた、西武時代
西武復帰が決定的とニュースになっている松井稼頭央選手ついてまとめてみようと思います。
長くなりそうなので今回は西武時代についてです。
西武時代
今年で42歳となる松井稼頭央選手
小学3年生時に近所の上級生に誘われたのが、きっかけで野球を始めました。高校は名門のPL学園で投手をしていました。
1993年にドラフト3位で西武ライオンズに入団
契約金5000万円、年俸450万円(金額は推定)
西武からは野手として指名され背番号は「32」
プロ入り当初は挫折
野手としてプロ入り直後に自信を喪失したそうで、イースタン・リーグの試合では暴投をいくつもしてしまい24失策を記録。
走塁も素人同然で、スライディングやヘッドスライディングの技術も皆無だったそうです。
この頃にスイッチヒッターに転向しました。
95年に一軍に昇格し96年からは遊撃手のレギュラーを掴みました。
9月には初の月間MVPを受賞。シーズンを通して全130試合にフル出場し、リーグ2位の50盗塁を記録。盗塁死は9で、盗塁成功率は.847を記録。
本塁打は1本に留まったものの、打率はリーグ9位の.283を記録。
97年から背番号が32から7に変更

写真を見ても分かるようにとてもカッコイイですね!!
1997年のオールスター第1戦では1試合4盗塁の新記録を樹立しMVPを獲得。
4盗塁は12球団No.1の盗塁阻止率を誇る古田敦也から決めました。
またオールスター戦史上初の1試合に三盗を2度成功という記録も同時に達成
2002年には史上8人目、スイッチヒッターとしては史上初のトリプルスリーを成し遂げました。

FA件を取得し行使、メジャー挑戦へ
優勝なども経験し2003年シーズン終了後にはアテネオリンピックのアジア予選に出場。オフには8月24日に取得したFA権を行使し、アーン・テレムを代理人とし、11月17日にメジャー挑戦を表明します。
下記にNPB時代に得たタイトルや表彰・記録などを記載しておきます。
見て分かる通り物凄い選手だという事がお分かりいただけるのではないでしょうか?
次回はメジャー挑戦を表明後のことについて書いてみようと思います。
NPB時代に得たタイトルや表彰・記録
- 盗塁王:3回 (1997年 - 1999年)
- 最多安打:2回 (1999年、2002年)
表彰
- NPB
- 最優秀選手:1回 (1998年)
- ベストナイン:7回 (1997年 - 2003年)※7年連続での受賞は遊撃手最長。受賞回数もパ・リーグ遊撃手最多。
- ゴールデングラブ賞:4回 (1997年、1998年、2002年、2003年)
- 月間MVP:6回 (野手部門:1996年9月、1999年9月、2002年6月、2002年9月、2011年8月、2014年8月)
- パ・リーグ連盟特別表彰:1回(2002年)※日本プロ野球記録である小鶴誠のシーズン85長打を更新するシーズン最多長打(88長打)の記録したため
- スカパー! サヨナラ賞:2回 (2012年9月、2014年9月)
- 「ジョージア魂」賞:1回 (2011年度第6回)
- オールスターゲームMVP:2回 (1997年 第1戦、2001年 第1戦)
- 日本シリーズ敢闘賞:1回 (1997年)
- センチュリーベストナイン(遊撃手)
- 報知プロスポーツ大賞:2回 (1997年、2002年)
- 日米野球2002 シリーズ敢闘賞(2002年)
記録
- NPB初記録
- 初出場:1995年4月5日、対近鉄バファローズ2回戦(藤井寺球場)、8回裏に田辺徳雄に代わり遊撃手として出場
- 初打席・初安打・初打点:1995年4月9日、対日本ハムファイターズ3回戦(西武ライオンズ球場)、8回裏に芝草宇宙から
- 初得点:同上、8回裏
- 初先発出場:1995年4月23日、対日本ハムファイターズ6回戦(東京ドーム)、9番・遊撃手として先発出場
- 初三振:1995年4月26日、対オリックス・ブルーウェーブ3回戦(浜松球場)、4回に長谷川滋利から
- 初盗塁:1995年5月7日、対福岡ダイエーホークス7回戦(西武ライオンズ球場)、7回裏に二盗(投手:斉藤学、捕手:安田秀之)
- 初二塁打:1995年7月23日、対千葉ロッテマリーンズ17回戦(西武ライオンズ球場)、5回裏にエリック・ヒルマンから
- 初本塁打:1995年8月20日、対近鉄バファローズ20回戦(西武ライオンズ球場)、4回裏に酒井弘樹から
- NPB節目の記録
- 1000本安打:2001年7月8日、対オリックス・ブルーウェーブ18回戦(グリーンスタジアム神戸)、6回表に田村勤から中前2点適時打 ※史上205人目
- 100本塁打:2002年7月21日、対大阪近鉄バファローズ15回戦(大阪ドーム)、1回表に高村祐から左中間へ先頭打者本塁打 ※史上222人目
- 1000試合出場:2002年9月15日、対大阪近鉄バファローズ27回戦(大阪ドーム)、1番・遊撃手として先発出場 ※史上381人目
- 300盗塁:2003年8月3日、対日本ハムファイターズ21回戦(西武ドーム)、1回裏に二盗(投手:関根裕之、捕手:高橋信二) ※史上24人目
- 150本塁打:2003年10月4日、対千葉ロッテマリーンズ27回戦(千葉マリンスタジアム)、2回表に小林宏之から右越2ラン ※史上132人目
- 1500本安打:2011年7月26日、対福岡ソフトバンクホークス13回戦(福岡Yahoo!JAPANドーム)、6回表にD.J.ホールトンから中前安打 ※史上109人目(1233試合目での到達はNPB史上最速)
- 300二塁打:2011年10月1日、対オリックス・バファローズ23回戦(京セラドーム大阪)、1回表に木佐貫洋から右中間二塁打 ※史上57人目
- 1500試合出場:2013年8月30日、対福岡ソフトバンクホークス18回戦(福岡Yahoo!JAPANドーム)、7番・遊撃手として先発出場 ※史上180人目
- 350二塁打:2013年9月18日、対福岡ソフトバンクホークス22回戦(クリネックススタジアム宮城)、5回裏に武田翔太から右中間二塁打 ※史上38人目
- 1000三振:2014年4月26日、対オリックス・バファローズ5回戦(ほっともっとフィールド神戸)、7回表に東明大貴から空振り三振 ※史上55人目
- 3000塁打:2015年4月11日、対オリックス・バファローズ2回戦(楽天Koboスタジアム宮城)、4回裏にブライアン・バリントンから中前安打 ※史上54人目
- 350盗塁:2015年5月27日、対阪神タイガース2回戦(阪神甲子園球場)、3回表に二盗(投手:藤浪晋太郎、捕手:鶴岡一成) ※史上18人目
- 1000得点:2015年5月28日、対阪神タイガース3回戦(阪神甲子園球場)、1回表に後藤光尊の左前適時打で生還して記録 ※史上40人目
- 2000本安打:2015年7月28日、対福岡ソフトバンクホークス12回戦(秋田県立野球場)、1回裏に中田賢一から中前安打 ※史上46人目(通算1742試合での達成は歴代6位。実働14年での達成は2位タイ、ドラフト制以降に入団した選手としては最少年数到達)
- 400二塁打:2015年8月14日、対北海道日本ハムファイターズ22回戦(楽天Koboスタジアム宮城)、2回裏に吉川光夫から左翼線二塁打 ※史上12人目(1755試合目での達成は歴代最速)
- 200本塁打:2017年4月22日、対福岡ソフトバンクホークス5回戦(福岡ヤフオク!ドーム)、6回表に加治屋蓮から左越ソロ本塁打 ※史上100人目
- NPBその他の記録
- トリプルスリー:2002年 ※史上8人目(スイッチヒッターとしては史上初)
- 3割20本20盗塁:3回(2000年 - 2002年)※日本プロ野球タイ記録
- 3年連続3割20本20盗塁(2000年 - 2002年)※史上初
- 初回先頭打者ランニング本塁打:1998年6月28日、対福岡ダイエーホークス戦 ※史上4人目(パ・リーグ史上初)
- サイクルヒット:2000年6月7日、対大阪近鉄バファローズ回戦(西武ドーム) ※史上51人目
- 7年連続打率3割以上(1997年 - 2003年) ※歴代4位タイ
- 7年連続打率ベスト10入り(1996年 - 2002年) ※歴代10位タイ
- 7年連続シーズン150安打以上 (1997年 - 2003年) ※史上初
- シーズン150安打以上:7回 (1997年 - 2003年) ※歴代6位タイ
- シーズン170安打以上:7回 (1997年 - 2003年) ※日本プロ野球記録
- シーズン初回先頭打者本塁打:7本 (2002年、2003年) ※歴代7位タイ
- シーズンサヨナラ本塁打:3本 (2002年) ※パ・リーグタイ記録
- 2試合連続サヨナラ本塁打 ※史上7人目(パ・リーグ史上2人目)
- 2002年5月9日、対オリックス・ブルーウェーブ6回戦(西武ドーム)、9回裏に萩原淳から左越ソロ
- 2002年5月10日、対オリックス・ブルーウェーブ7回戦(西武ドーム)、10回裏に今村文昭から左中間へ2ラン
- 5試合連続本塁打(2002年) ※スイッチヒッターとしては史上初
- 左右両打席本塁打:3回 (2000年9月12日、2001年8月20日、2003年8月1日)
- シーズン安打:193 (2002年) ※当時歴代3位タイ、現10位タイ、当時球団記録(西武)
- シーズン二塁打:46 (2002年) ※当時歴代4位、現6位、球団記録(西武)
- シーズン三塁打:13 (1997年) ※歴代5位タイ、球団タイ記録(西武)
- シーズン長打:88 (2002年) ※日本プロ野球記録
- シーズン塁打:349 (2002年) ※歴代4位、パ・リーグ歴代2位、球団記録(西武)
- シーズン得点:119 (2002年) ※当時歴代8位、現10位タイ、球団記録(西武)
- シーズン本塁打:36 (一番打者として、2002年) ※日本プロ野球記録
- シーズン本塁打:35(遊撃手として、2002年) ※パ・リーグタイ記録
- シーズン盗塁成功率100% (2001年)※20盗塁以上での盗塁成功率100%は2リーグ制以降初
- シーズン全試合出場:8回 (1996年 - 2003年) ※パ・リーグタイ記録
- 23試合連続安打 ※当時球団記録(西武)
- 西武時代通算51三塁打 ※球団記録
- 西武時代通算306盗塁 ※球団記録
- 8年連続全試合出場 ※パ・リーグ記録
- 日本通算1143試合連続出場(1995年7月22日 - 2003年10月5日) ※パ・リーグ記録
- 2000本安打、200本塁打達成 ※両打ち選手初
- 2000本安打、200本塁打、200盗塁達成 ※史上8人目
-
- オールスターゲーム
- オールスターゲーム出場:9回 (1997年 - 2003年、2013年、2015年)
- 1試合4盗塁(1997年第1戦) ※史上初
- 1試合2三盗(1997年第1戦) ※史上初
西武時代
メッツ時代
ロッキーズ・アストロズ時代
西武復帰時代